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Tomohiro Muramatsu 展覧会『静刀/SEITO』

ロンドンと東京を拠点に活躍するメーキャップアーティスト
村松朋広のドローイングアーティストとしての側面にスポットを当てた東京での初個展。
シルクスクリーン作品、限定ファッションアイテムも販売いたします。


人為的に産み出されたものと自然物との相違はなんだろうか。フランスの生物学者ジャック・モノーの見方に寄り掛かるならば「規則性」と「繰り返し」を含むものがより人工的なものである。そのどちらの性質も備えた結晶構造から成り立った雪や鉱物はともするときわめて反自然的な自然物ということになるかもしれない。曲線に満ちている自然界で直線の組み合わせによる生成物は珍しいが、もしその対局に位置するものがあるとすればどんな形をしているだろうか。曲線の反復に次ぐ反復。規則的な曲線の連なりから成る結晶体。人為的に作られたもののなかで最も自然的なもの。

村松の描くドローイングはそのような現世に決して存在しない、だがどこか別の場所に存在するかもしれない自然物を私たちに幻視させる。今回の展覧会はロンドンと東京を拠点に活躍しているメーキャップアーティスト、村松朋広のドローイングアーティストとして側面にスポットを当てた、東京での初個展となる。これまでに描かれた60点以上の作品群に加え、二面の壁にまたがる巨大ドローイングも披露される。細緻を極めた点描と女性的で艶かしい曲線が紡ぎだす作品群をお愉しみください。gallery POINT


Tomohiro Muramatsu 展覧会「静刀/SEITO」
【会期】 2013年12月13日(金)-12月26日(木) 時間:12:00-20:00 入場無料
     ●レセプション・パーティ12月14日(土)19:00-22:00
【会場】 gallery POINT 渋谷区恵比寿西1-4-7 tel:03-5428-5179 (恵比寿駅から徒歩3分)地図

会場ではシルクスクリーン作品、画集の他、ファッションアイテムも限定販売致します!
右 パーカー 14,800円(税抜)左トレーナー13,800円(税抜)ブラック・グレー・ホワイト
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村松朋広(Muramatsu Tomohiro)>web site
2010年単身渡英。独学で学んだ点描を用いたドローイングを基盤にロンドンを拠点に作品を制作。
ID magazine(UK)、GQ magazine(China)、Metal magazine(Spain)、VISION(China)、装苑(日本)にてドローイングを使った作品を制作。  Super Club(London)、CANDY(東京)、ilil(高円寺)、unlike(名古屋)にてインスタレーションを発表。2011、2012年東京渋谷のブティックSISTERとコラボレーションでレッグウェアを発表。またメーキャップアーティストとしてもマガジンやショーにて活躍している。

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